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緑内障の説明でよくでてくる用語の解説
前房
:ぜんぼう
隅角
:ぐうかく
下の図の 虹彩と角膜の間の部分です。
おおよそ この間が
広ければ開放隅角、
狭ければ閉塞隅角あるいは狭隅角といいます。
眼圧
:がんあつ
眼の圧力のことです。
10〜21mmHg (水銀柱)が正常で
日本人の平均は13〜14mmHg 。
眼圧は房水の量によって決まります。
血圧とは関係ありません。
正常眼圧緑内障
眼圧が常に正常値の緑内障
。
実は一番多い緑内障です。
房水
:ぼうすい 房水は毛様体というところで作られて
水晶体と虹彩の間を通り 瞳孔(瞳の中心)を抜け
虹彩の前を通りシュレム氏管という細かい管状の組織に
吸収されて血管(血液)に戻ります。
閉塞隅角緑内障
:へいそくぐうかくりょくないしょう
狭隅角緑内障
:きょうぐうかくりょくないしょう
前房、隅角が狭い為に房水の流れが悪くなり眼圧が上昇する緑内障です。
治療は レーザー光線や手術で虹彩に穴をあけ房水の
別の流れを
人工的に作成したり
周辺虹彩切開、周辺虹彩切除
あるいは水晶体を眼内レンズに代え前房を拡げたりします。
緑内障の手術
☆眼圧を下げることが目標で通常は視野や視力は回復しません。
線維柱帯切除術
通常の房水の流れ以外の排水路(バイパス)を作る手術です。
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